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現役社協職員による福祉のブログです!

パニック障害

こんにちは!!フクシノブログです!!

今回は、以前取り上げた強迫性障害と同様に、不安障害のひとつである

パニック障害についてお話ししたいと思います。

 

パニック障害の人は、疲れやすい?|二本松市いろどり接骨院

パニック障害の最初

最初に発作が起こる原因は過労やストレスからといわれています。 強いストレスを感じてしまうと脳内の情報伝達の際に必要な神経伝達物質と呼ばれる物質のうち、特にノルアドレナリンが増加し、神経が異常に興奮してしまいます。 これが起こると、ストレスに対する防衛反応として強い動悸や呼吸困難などが起こることもあります。

難しいことは専門家にお任せで、とにかく過労とストレスに注意!!

 

パニック障害の症状

突然理由もなく激しい不安に襲われて、心臓がドキドキする、めまいがしてふらふらする、呼吸が苦しくなるといった状態となり、場合によっては死んでしまうのではないかという恐怖を覚えることもあります。この発作がくりかえされる病気をパニック障害と呼んでいます。


次のような症状が突然表出し、10分以内にピークに達します

・動悸がする、心拍数があがる
・汗が出る
・体が震える
・息切れがする、息苦しい
・窒息する感じがする
・胸が痛い、胸苦しさがある
・吐き気、おなかの苦しさ
・めまい、ふらつき、気が遠くなる感じ
・現実でない感じ、自分が自分でない感じ
・自分がコントロールできない、変になるかもしれないことへの恐怖
・死ぬことへの恐怖
・感覚まひ、うずき
・冷たい感覚、あるいは熱い感覚がする


パニック障害では、パニック発作になったときの苦しさや怖さから、「また発作が起きたらどうしよう」と心配になることが多く、これを「予期不安」といいます。予期不安を感じて、電車や人混みを避ける、頼れる人がいない状況や一人で出かけることを避ける、あるいはエレベーターなど逃げられない場所を避けるようになることがあります。

 

〇慢性で進行していく病気です

パニック発作を繰り返すことで、広場恐怖、回避、安全保障行動があらわれ、日常生活が不自由になっていきます。

◇広場恐怖
例えば、パニック発作がしばしばショッピングセンターで起こると、そういう場所を回避するようになるかもしれません。もしパニックが起こると安全に運転することができないと恐れる人は、高速道路や渋滞しそうな道路で車の運転を避けるようになるかもしれません。大勢に人がいて、「気を失う」ことを恐れる人は、そんな「正気を失った状態」を人に見られ恥ずかしい思いをする場所を避けるようになるかもしれません。

◇コントロール不能
「さらに怖いことが起き、どうにもできない」と不安がどんどん広がって、自分ではパニック発作をコントロールできないと感じてしまいます。これがパニック障害を悪化させます。ここをパニック障害グループで治していきます。

◇回避
回避の問題点は、さらなる回避によって苦手な場所が広がり、ついには1人で外出ができなくなることです。

◇安全保障行動
恐怖を少しでも軽くしようとする何気ない行動です。一見、パニック発作を乗り切るのに役に立っているように思えますが、実はパニック障害が治ることを邪魔しています。日常生活で漠然とした不安が続き、パニック発作が起きやすくもなります。これを丁寧に見つけて治療していくことがポイントです。

◇慢性的な自律神経失調症や身体表現性障害
体がフワフワする、めまい、はきけ、胸のドキドキなど、体の不調が慢性的に続きます。弱いパニック発作が常に起きている状態です。また何かあるとパニック発作を起こします。

 

パニック障害は治るのか?
パニック障害は、放っておいても良くなることはあまり期待できません。適切な治療をすることで改善することができます。早期に治療をすれば短い期間で完治することも期待できるため、早めに精神科や心療内科などの専門機関を受診することをおすすめします。