発達障害② ASD?
こんにちは!フクシノブログです!
今回は発達障害第2弾ということで、ASDについて少しお話したいと思います。
まずは基本情報です!
(アスペルガー症候群や広汎性発達障害と診断名が分かれていたものが2013年以降にASDという診断名になっています。)
・対人関係が苦手、対人関係の調整が難しい
・強いこだわりを持つ
☆自閉スペクトラム症の子どもに見られる特徴の一例
・名前を呼んでも振り向かない
・あやしても目が合わない
・人見知りしない、親の後追いをしない
・抱っこや触られるのが苦手
・共感能力が苦手(「これおいしいねー」「・・・・」)
・一人遊びが多い
・偏食(食べ物の好き嫌いが多い)
・孤立、一方的、受け身、と言ったように双方向の関係性構築が苦手
・普通に話しているのに相手に嫌がられる
・同じ行動を繰り返す
・物の並べ方等に強いこだわりがあり、いつも同じでないと気が済まない
・柔軟な対応は苦手
・順番や競争で一番になれないとパニックになったりする
・一つのことに集中して周りが見えなくなる
・感覚過敏、鈍麻、感覚のかたより
etc・・・
ここまで頑張って読んでいただいた方は気付くかもしれませんが、
ひとつひとつに明確な境界線はなく、これらは障害特性でもありひとりひとりの「個性」であるとも取れます。
生活に支障があり診断がされればそれは障害特性となります。
反対に、生活に支障がなく、人間ひとりひとりの個性ととらえて成長していくこともあります。
自閉スペクトラム症の子どもは、得意分野と苦手分野がはっきりとしており、苦手分野を伸ばそう伸ばそうと努力をしてもなかなか実を結ばないケースがあります。むしろ、得意分野を伸ばしながら、苦手な所は社会資源でカバーしながら必要な力をバランスよくはぐくんでいく方がよいかもしれませんね。
保護者の方は、「正解がわからない」「周囲の理解がない」「将来の不安」などなど自分の子どものことだからこそ真剣に悩んでいるかと思います。
気になることがあれば自治体や学校等に気軽にご相談していただくとよいかと思います。
個人的には、裏表、前後逆でも問題なく着用できる洋服や靴下が気になっています・・・。